毎年1月7日の「人日の節句」には、七草粥を食べる風習がありますね。
一年の健康と豊作を願う意味を込めたものだと聞きます。
この春の七草は、こんな効用があるそうです。
セリ:勝負運を象徴し、整腸作用や栄養補給に優れています。
ナズナ:邪気を払うとされ、胃腸の健康をサポートする解毒作用があります。
ハコベラ:繁栄の象徴とされ、鎮痛効果や体力回復に役立ちます。
スズナ(蕪):名前に「鈴」を含み、消化を助け便秘を改善する効能があります。
スズシロ(大根):清浄さの象徴で、消化を促進し二日酔いにも効果的です。
ゴギョウ:仏の体を表すとされ、咳止めや喉の痛みを和らげる働きがあります。
ホトケノザ:仏が座る場所を意味し、整腸作用や食欲増進が期待されます。
七草粥を食べることで、自然の恵みと健康への感謝を実感できるのが春の七草の魅力です。ほのりと草の香りと優しい苦みが「春の味わい」を感じさせますね。日本の四季の美しさと伝統の奥深さを感じながらいただいてみませんか?